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《勉強法》情報処理安全確保支援士の対策【勉強時間や午前/午後の攻略】

技術全般

情報処理の安全確保支援士の合格は難易度はそこまで高くないので、誰でも必ず合格可能です。そして勉強時間もあまり多くは必要ありません。

ただ、これはやみくもに勉強せずに正しい勉強法を行っていることが前提になります。

本記事は以下に当てはまる方は是非読んでください。

  • 安全確保支援士を最短・短期間で合格したい人
  • 既に試験に何度か落ちてしまっている人

今回、安全確保支援士試験を効率よく勉強し短期間での試験合格に特化した内容になってます。

 

筆者は本試験は3回落ちてますが、2019年に合格済です。振り返ってみて「これだけやれば合格できた」という内容を整理してまとめました。お役に立てば幸いです。

  

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情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)にとは

情報処理安全確保支援士は主にセキュリティに特化した問題が出題される国家試験になります。

詳しくは公式ページをご覧いただければと思います。

 

試験の形式と合格基準

出題形式は以下の通りです。

  • 午前Ⅰは30問、午前Ⅱは25問の四択
  • 午後Ⅰは記述式で3問中2問に解答
  • 午後Ⅱは記述式で2問中1問に解答

合格するためには、午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱのすべてが6割を超える必要がありますので、それぞれの対策をする必要があります。

  

必要な勉強時間目安は?

これは筆者のおすすめ勉強法を実施した場合の目安になりますが

  • 午前Ⅰ/ 午前Ⅱ:15時間ほど。試験1週間前からの着手で十分です。
  • 午後Ⅰ/ 午後Ⅱ:80時間ほど。試験2ヵ月前くらいから着手し準備していきましょう。

上記の時間を確保すれば十分合格圏内に持っていくことが可能に思います。

では後章にて具体的な勉強法を解説していきます。

 

安全確保支援士の勉強方法

では実際に午前Ⅰから午後Ⅱまでどのように勉強していくか説明いたします。

  

午前Ⅰ対策

午前Ⅰの免除の方は読み飛ばしてください。免除対象者の条件はIPA公式ページでご確認ください。

ここで出題される問題は、当日の応用情報技術者試験の午前問題から30問が抽出され出題されます。

勉強方法としては過去問道場というサイトで繰り返し問題を解いてください。参考書や過去問などは書籍は不要です。

知っている方も多いかと思いますが、過去問道場は過去問が無作為に抽出され回答することが可能なサイトになります。絶対に活用すべきです。

なぜなら問題の半分くらいは、過去に出題された問題から一言一句違わず出題されます。

スマホでも操作可能ですので、通勤時間や空き時間があれば実施するようにしてください。

1週間くらい前から何度も繰り返し解いていれば余裕で合格圏の6割は超えるでしょう。

  

午前Ⅱ対策

午前Ⅰと同様に選択式25問になります。

こちらも基本的に過去問の問題がそのまま出るので以下のサイト(過去問道場)を繰り返し解いていれば問題ありません。(個人的には午前Ⅰより楽勝でした。)

こちらも基本的に空き時間で解くようにしてください。

というのも机に向かって勉強する時間は午後Ⅰと午後Ⅱに割いた方が圧倒的に合格率が上がるからです。

  

午後Ⅰと午後Ⅱ

午後Ⅰと午後Ⅱはまとめてご紹介します。というのも午後Ⅰと午後Ⅱの違いは問題のボリュームだけになるからです。

  • 午後Ⅰ   90分 3問中2問を選択
  • 午後Ⅱ 120分 2問中1問を選択

感覚的には午後Ⅰは時間がちょっと足りないくらいで、午後Ⅱはゆっくり解けます。

また、午後Ⅰと午後Ⅱはそれなりの難易度なので午前と違いしっかり対策していきましょう。

 

過去問題集は必須

正直、午後問の対策には過去問題集は必須です。最新のものでなくても、3年以内くらいに発売されたものであれば問題ありません。

以下の書籍のシリーズは過去問集として重宝しました。

各問題の解説が非常に丁寧ですごく役に立ちます。まだ持っていない方は必ず購入しましょう。

 

過去問題集の勉強方法

過去問を解く際にやり方を間違えると全く実力が付かないので注意しましょう。

やることとしては、ひたすら過去問の午後問のみを解いてください。4試験分が収録されてるので、午後Ⅰ×12問、午後Ⅱ×8問の計20問が収録されてます。

計20問すべてを必ず2~3周はやってください

え!?2~3回も解くの?それなら別の問題を解いた方がいいんじゃないの?

と思った方もいるでしょうが、人間は1回解いただけでは忘れてしまう生き物なのです。むしろ複数回解くことで初めて記憶に定着します。

試験に合格できない人の典型例としていろんな参考書を買ってしまう人が多いです。そのせいで記憶の定着が中途半端となり試験で正解を導く力が養われなくなります。

私もいろいろな参考書を買って勉強した気になっていましたが全く実力は身に付きませんでした。振り返ってみると過去問を徹底的に繰り返し解くだけでよかったなと思っています。

実際にそれで試験で8割とって合格できました。2週目はそこまで解くのに時間がかからないと思いますので、ぜひ試してみてください。

  

過去問を解いた後に必ずやること

絶対に採点後に解説を読んで理解してください。

過去問題集の解説は非常に丁寧に記載されているだけでなく、重要な分野に関しては周辺知識まで記載されているため、ここの解説を全て理解すればテストに必要な知識はほとんど身につけることができます。

また、他の勉強対策の紹介者でたまに午後Ⅰの対策のみで午後Ⅱはやらなくて良いという発言をみます。。(午後Ⅰと同じだし、時間的にシビアな午後Ⅰだけやっとけばいい。という考え)

私は必ず午後Ⅱも解いておいた方がいいと思います。

  • そもそもたくさん解くことに試験に慣れる
  • 安全確保支援士ならではの表現に慣れる
  • 過去問の午後Ⅰだけだと演習量が足りない

といった理由で全面的午後Ⅱも解くことをお勧めします。

   

セキュリティ分野が苦手で過去問を読んでも理解できない方

もし、セキュリティ分野が本当に苦手で、解説読んでも全くわからないという方は、以下の書籍から勉強してみてください。

私も購入しましたが非常にわかりやすく記載されています。

基本的なセキュリティの基礎を順を追って説明されている参考書です。

また、章の最後に良問と呼ばれる試験対策として有効な問題をピックアップして非常に丁寧に解説されてます。

過去問をひたすら解く前にゆっくり勉強したいなという方はぜひ購入してみてください。

  

大切なこと

上記の通り勉強すれば必ず合格の可能性が出てきます。

ただ試験は相性もあり、過去問を解いててもこの年だったら合格できてるのに、この年は不合格だな、ということは良くあります。

こういった状態は合格圏内まで知識を修得していると言えるので、例え不合格だったとしても、試験に受け続けることが大切だと思います。

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