SESのエンジニアの中には
- SESを辞めて事業会社やSIerに転職したい
- 別のSESに転職したい
と思いを秘めている方がいると思います。その中でどのように転職していくかイメージできてない方も多いと思います。
そういった悩みを解決すべく以下の内容を記載してます。
- SESを辞めたい理由
- 会社を辞める際の注意点・市場動向
- 転職活動のやり方
筆者は現役のエンジニアであり数多くの現場を経験してきました。きっと役に立つような情報になっているかと思いますので、最後までご覧ください。
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SESを辞めたいよくある要因
SESをやめる理由はいくつかあると思います。もちろんSESも立派な職種であり向いてる方もいると思いますが、今回は辞める方のよくある事例を挙げさせていだきました。
習得する技術スキルやキャリアを選べない
SESの方がどのような技術を身に付けキャリアを構築していくかは、配属される案件に依存します。
※もちろんご自身で参画する案件を選べる企業もございます。
そのため習得したい技術や目指すキャリアが明確化されている方はSESを辞めて転職する方が多い印象です。
注意いただきたいのは、SIerもクライアントワーク中心の部署だとSESと同様に技術の習得内容は案件に依存してしまいます。
給与などの待遇が悪い
SESのビジネスモデルの構造上、給与の待遇があまり良くない企業が多いです。
SIerなどのプライムベンダから直請け企業であれば給与の良い企業もあるのですが、二次請けや三次請けになってくると、間に入った企業の数だけ企業に入るお金は減ります。
そのため、実務経験も重ね実力のつく若手5年目くらいからさらなる給与アップを求めて転職する人が非常に多いです。
リモートワークできない
コロナによりリモートワークが一般化しており、特にIT業界だとリモートワークを採用している企業がほとんどです。
しかしSESだと現場によってはリモートワークができない環境は往々にしてあります。やはり現場のルールに従う必要があり、働き方に裁量がないことが多いです。
また今はリモートワークが可能な環境でも次の現場では毎日満員電車に乗って通う必要がある可能性もあり、転職を考える人が増えております。
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SES企業の辞め方・市場動向
初めて転職する方は企業の辞め方や自分の市場価値など不安を感じる人も多いと思います。本章では現在の市場動向を踏まえて後押しするような内容になってます。
SES企業の辞め方
SESを辞めるためには現場を離れることになりますので、会社と調整する必要があります。ただ注意点もありますので、社会人として最低限マナーを守った上で辞めるのがおすすです。
退職の連絡
法律上、2週間前に通達することで辞めることが可能ですが、現在の現場への契約状況は確認しておきましょう。SESの現場は基本的に1ヶ月前ルールというものがあり、1ヶ月前に現場の契約の更新の意思決定を行う風習があります。
退職の意思は自社の上長に
退職の意思は、自社の上司に伝えましょう。その後上司から担当営業へ伝達され、受注先企業に連絡がされます。現場の調整は自社の担当営業または上司の仕事ですのであなたが行う必要はありませんのでご安心ください。
プロジェクト状況は気にしないでOK
余裕があれば案件が終わるタイミングで転職するのが良いですが、その辺を気にしていたらいつまでも転職できません。自分の人生なので会社や現場に気を遣わず切り出すのがおすすめです。最低限2ヶ月前に連絡するのがいいでしょう。
エンジニア転職の市場動向
会社を辞めるに際して「転職が上手くいくか不安だ」という人向けにIT業界の人材の動向をご説明します。
DXの加速により求人倍率増加
今やDXの加速により事業会社が内製開発に注力する企業が増えており、IT人材の中途採用を大幅に開始しております。特に既に実務経験のある人材は転職活動で困ることは少ないです。
IT人材は将来的にも人手不足
IT人材は人手不足であり、特に開発実務経験のあるエンジニアは転職難易度は容易です。経産省が発表したIT人材の不足数によると2030年には数十万人単位で不足すると言われてます。
このように実務経験のあるエンジニアの需要は高まっております。転職活動は自分の市場価値や他企業を知る良い機会であり、転職失敗したところで何もリスクはありません。
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SES向けおすすめ転職方法
転職活動のおすすめ手順を説明したいと思います。
基本的に以下の手順で行動していくことをおすすめします。
- 転職エージェントに登録
- 転職活動
- 退職の連絡
必ずしも上記の順番を守る必要がありませんが、転職活動を終えてから退職の意思を伝えた方が、給与が途切れる心配もなく妥協しない転職活動がしやすいです。
転職エージェントに登録
まずは転職エージェントに登録しましょう。転職エージェントと企業紹介はもちろん、面接対策や日程調整など非常に手厚いサービスを無料で行ってくれます。
転職成功時に企業からエージェントに成約金が支払われるため転職者には無料のサービスになってます。
このような性質上、無理やり転職させようとしてきたり、こちらの意向をあまり聞いてくれない能力の低い担当者も一定数います。
そのため転職エージェントは複数登録するのが一般的です。複数の中から自分と相性の良いエージェントを1人決めて、転職活動を進めるのがおすすめです。
転職活動のスタート
転職エージェントに登録すると、転職エージェントの担当者が希望条件にマッチするような企業を10社以上リストアップしてくれます。
その中で興味ある求人に書類応募していくことになります。企業は複数社同時にエントリーすることがおすすめです。
内定時に複数社あると年収交渉などしやすかったり転職活動が長期化しにくいので、短期集中で活動するのがおすすめです。
合格しても転職しなければいけないわけではありません。自分の市場価値を知るためだけに転職エージェントを利用する人もたくさん居るので、まずは登録して面接してみるのが良いと思います。
退職の連絡
転職先が決まれば、自分の会社に退職の連絡をしましょう。前章でも説明した通り1~2ヵ月前など、ある程度猶予のある時間を指定しましょう。とはいえ転職先との入社時期の調整次第だと思います。
入社時期の調整は転職エージェントがやってくれます。3ヶ月くらいは入社を先延ばしにできることが多いので、有給が残っている方は新しい会社に入社する前にリフレッシュするといいでしょう。
まずは転職エージェントに登録してみよう
直近転職する予定がなくても企業の情報収集やキャリア相談の用途として転職サイトを使用可能です。登録必須のエージェントをご紹介しますので、未登録の方はチェックしておきましょう。
- 独自の非公開求人を多数保有している
- 面接の日程調整や企業との条件交渉が不要
- 履歴書・職務経歴書の添削・面接対策可能
- 求人票にない社内情報や企業風土が知れる
- 無料でキャリア相談・市場価値のアドバイス
転職する際に転職エージェントは必要不可欠です。登録したからといって転職する必要はなく、まずはキャリア相談だけする人がほとんどです。
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