
客先常駐(SES)をどう辞めて良いかわからないし、次の転職先が見つかるか不安だ。
こういった疑問にお答えします。
SESを辞めたいけど、どのように対応すればいいのか、また次の仕事の見つけ方などがわからないという方は多いと思います。
本記事ではそういった悩みを解決すべく以下の内容を記載してます。
- 会社を辞める際のルール・マナー
- 辞めて次の仕事先が見つけ方
- 会社を辞めてから転職するまでの全手順
筆者は現役のエンジニアであり数多くの現場を経験してきました。きっと役に立つような情報になっているかと思いますので、最後までご覧ください。
SESは辞め方や事前に知っておくべきこと

早速ですが、SESを辞めるためには現場を離れることになりますので、会社と調整する必要があります。
多くの方は
- 今は開発途中だからやめづらい
- 現場が人手不足だからやめづらい
と思っているのでしょうが
自分の人生なので会社や現場に気を遣う必要はありません。
途中でやめたとしても、決してあなたが悪いのではありません。やめたいと思われる会社や現場が悪いのです。
ただ、社会人として最低限迷惑はかけない方が、辞め方としては気持ちがいいと思いますので、最低限知っておくべきルールやマナーを記載していきます。
また、辞めても全然問題ない理由なども記載してますので是非ご参照ください。
退職の意思は自社の上司や担当営業に伝えよう
退職の意思は「自社の上司」or「自社の担当営業」に伝えましょう。
「常駐先の社員」などには特に報告はいりません。現場の調整は自社の担当営業または上司の仕事ですのであなたが行う必要はありませんのでご安心ください。
ただ、常駐先にも遅かれ早かれ連絡がされますので、退職が受理されたあとにでも軽く挨拶はしておいた方が良いかもしれませんね。
1~2ヵ月前に会社に退職の意思を伝えよう
退職する場合はできれば2ヵ月前、遅くとも1ヵ月前には会社に意思を伝えましょう。
明日いきなり会社をやめるとかだと会社や現場に迷惑がかかりますのである程度の期間があることが好ましいです。
法律上の話をすると、転職先がぎりぎりに決まったり、体調を崩したりなど切羽詰まった事情がある場合は、民法上の規定で退職届を出した2週間後に会社をやめられることになっています。
ですが、2週間だと迷惑かかると思いますので、何か特別な事情がなければ2ヵ月前くらいに申し出できるのが好ましいですね。
入社時期などは転職先の企業と調整できると思いますので是非検討してみてください。
断固たる決意を!
辞めると報告すると必ず会社の人から理由を聞かれ、引き止められます。
本ページに足を運んでいる方は
- 今の現場に不満がある
- 別の職場に移りたい
など現状を変えたいという人が多いと思います。
会社に申し訳ないと思う必要はありませんので、キッパリと退職意思を伝えましょう。意外とあなたが居なくても会社はなんとかなります。
次章の「転職までのロードマップ」でも記載してますが、個人的におすすめなのは転職先の内定を貰ってから、退職の意思を伝えることです。
そうすることで、もう辞めるしかないので、会社から面倒な引き止めに合わないで済みます。
辞めるのが不安な方
会社を辞めるに際して「転職が上手くいくか不安だ」という人向けにIT業界の人材の動向をご説明します。
下記は経産省が発表している2030年までのIT人材の不足数に関する試算結果になります。

IT関連市場はITニーズの拡大によりIT関連市場は今後10年は成長する市場と言われています。
そして「IT人材不足数」と「供給人材数」の見通しになりますが、圧倒的に今後「IT人材の不足」が加速すると予測されてます。
つまり年を追うごとに
需要 >>> 供給
が拡大していくということです。
現時点で既にエンジニアの求人倍率は7倍以上といわれており、2030年には約79万人のIT人材不足が予想されています。

伸びてる業界のため、SESを辞めたとしても自社開発企業やSIerといった会社は狙えると思います。
転職成功までのおすすめロードマップ

では、転職するまでのおすすめ手順を説明したいと思います。
基本的に以下の手順で行動していくことをおすすめします。
- 転職エージェントに登録
- 就職活動
- 退職の連絡
必ずしも上記の順番を守る必要がありませんが、転職活動を終えてから退職の意思を伝えた方が、転職活動が上手くいかなかったとしても、現状の仕事はあるので給与面で精神的に余裕ができると思います。
また、転職活動は余裕があった方が年収などの交渉をしやすいです。足元を見られないという意味でもこの順番がベストだと思います。
1.転職エージェントに登録
まずは転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントとはあなたに合う会社を探してくれるサービスになり、転職活動を進める上では必要不可欠の存在になりいます。
転職エージェントは複数登録するのが一般的です。自分を売り込んでくれる人は1人より2、3人の方がいいですよね。担当がたくさん居た方がその分選択できる会社が増えます。
IT転職するのであれば以下のエージェントがおすすめです。
- IT求人ナビ:IT系のエンジニアに特化したエージェント型の転職サービス
- doda(デューダ):3万件以上の豊富なIT系求人!社内SEなど多数あり!
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2.就職活動
転職エージェントに登録すると、転職エージェントの担当者の方があなたに合う企業を探してくれます。
もし興味のある待遇や仕事内容の会社があれば面接してみましょう。
合格しても転職しなければいけないわけではありません。自分の市場価値を知るためだけに転職エージェントを利用する人もたくさん居るので、まずは登録して面接してみるのが良いと思います。
もし自分の納得いく企業から内定が貰えれば転職しましょう。その際に今の会社の退職時期などもありますので入社時期の調整はしてみるといいでしょう。
3.退職の連絡
転職先が決まれば、自分の会社に退職の連絡をしましょう。
退職は1~2ヵ月前など、ある程度猶予のある時間を指定しましょう。とはいえ転職先との入社時期の調整次第だと思いますので、その辺は打診してみてください。
法律上は2週間前であれば問題ないので、よっぽどのことがない限り特に問題にならずに辞めれると思います。
SESを辞めたいエンジニア必見【転職成功までの全手順】まとめ

いかがでしたでしょうか。
SESでちょっと転職を考えている方は転職エージェントに登録しておき内定が貰えれば転職という形が良いと思います。
また「現場に迷惑がかかる」「不満はもう少し我慢しよう」など転職に踏み切れない方も多いと思います。
迷うくらいならまずは一歩行動してみましょう
転職エージェントに登録し、転職可能な企業や求人の内容を知るだけでもプラスになると思います。
以下の転職エージェントがIT転職では人気ですのでまずは登録してみてください。
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