
高卒でスキルもないけど、転職して収入UPできるのだろうか?
こういった疑問にお答えします!
このページに足を運んでいる方は高卒でスキルがないけどキャリアUPしたいという方が多いのではないでしょうか。
結論から言うと
ITスキルを身に着けることで学歴問わず優良企業に就職可能です。
未経験者によるIT企業への転職がすごく流行っています。
本記事は以下の内容になってます。
- IT業界をおすすめする理由
- ITスキルの取得方法
- 就職する方法
3分ほどで読み終わりますので是非最後までご覧ください。
高卒の労働環境の取り巻く状況

まず高卒の方の労働環境を記載していきます。
高卒と大卒の平均年収の差
高卒と大卒の平均年収にはどれくらいの差があるかご存じですか?
厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」によると以下のようになっています。
カテゴリ | 平均年収 |
---|---|
高卒男性 | 288万円 |
大学・大学院卒男性 | 399万円 |
高卒女性 | 208万円 |
大学・大学院卒女性 | 288万円 |
この資料によると高卒男性の平均年収は288万円であり、大学・大学院卒男性の399万と約110万円の差があります。
高卒女性の平均年収は208万で、大学・大学院卒女性は288万なので、約80万円の差があることがわかります。
高卒と大卒の生涯賃金の差
では生涯賃金の差を見ていきましょう。
労働政策研究・研修機構(JILPT)が発表した「ユースフル労働統計 2016」によると生涯賃金は以下のような差があります。
カテゴリ | 生涯賃金 |
---|---|
高卒男性 | 2億670万円 |
大学・大学院卒男性 | 2億6,630万円 |
高卒女性 | 1億4,660万円 |
大学・大学院卒女性 | 2億1,810万円 |
60歳まで働いた場合の生涯賃金をですが、2014年の段階で、高卒男性の生涯賃金は2億670万円。一方、大学・大学院卒男性の生涯賃金は2億6,630万円であり5,960万円もの差が出ています。
高卒女性の生涯賃金は1億4,660万円、大学・大学院卒女性の生涯賃金は2億1,810万円となり7,150万円もの差があり、男性よりもその格差が激しいことがわかります。

ただし、上記の数字は退職金は含まれていませんので、ご注意ください。(退職金を含めると実際はもっと差があると言われています。)
なぜこのような差があるのか
一般論ですが、大学・大学院卒の方が
- 専門性の高い職種である
- 大手企業へ新卒として入社している
といった要因が挙げられます。
やはり、専門性が高い仕事は、常に人で不足の状態であり、給与水準が高いことが多いです。裏を返せば高卒の方が今から高収入を目指すなら専門性を身に着けれ良いだけです。
本記事では転職難易度が低いIT関連市場への転職をおすすめさせていただきてます。
なぜIT関連市場なのか

本記事では以下の理由からITエンジニアへの転職をおすすめさせていただいてます。
理由としては、専門性が高く人手不足なので比較的容易になれるという点や、需要があるため給料水準が高い会社を選びやすいといった点があります。
なぜここまで言い切れるのかは、経産省のレポートと合わせてご紹介させていただきます。
IT人材の不足により需要が増加
まずはIT業界の人材の需給を説明します。
下記は経産省が発表している2030年までのIT人材の不足数に関する試算結果になります。

IT関連市場はITニーズの拡大によりIT関連市場は今後10年は成長する市場と言われています。
そして「IT人材不足数」と「供給人材数」の見通しになりますが、圧倒的に今後「IT人材の不足」が加速すると予測されてます。
つまり年を追うごとに
需要 >>> 供給
が拡大していくということです。
現時点で既にエンジニアの求人倍率は7倍以上といわれており、2030年には約79万人のIT人材不足が予想されています。

伸びてる業界に身を置くのは、相対的に自分自身の価値が高まりるため職業選定において一番重要な要素と言えます。
他職種と比較して年収が約110万円以上高い
エンジニアの給与水準について説明します。
現時点でエンジニアの給与水準は他業種に比べかなり高くなっています。
国内の全体平均年収と比較すると
約110万円高い
結果が出ています。
過去5年間の推移を見ても
平均年収は550万円を超える高い水準
をキープしているため、給与水準の良い職業と言えます。
そして、これからIT人材の不足は更に加速していくため、今後も待遇の維持はもちろん更に給与水準が向上する可能性もあります。
[参考]厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2019年(参照2021-1-13)

給与の面からもITスキルを身に着けてることは今後の人生を有利に進めることができます。
エンジニアのなり方

では実際にIT業界に転職するにはどうしたらいいか、私が一番いいと思っている方法を紹介します。
転職サイトはおすすめできない
よくいきなり転職サイトに登録して転職活動を始めることを推奨する方がいますが、あまりおすすめできません。
IT業界は人手不足とはいえ、スキルが求められます。仮に転職サイトに登録して就職できたとしても良い就職先に恵まれない可能性が高まるためです。
後述もしますが、エンジニア転職する際に選ぶ会社として、「自社開発企業」か「受諾開発企業」に就職できるのが好ましいです。
そして避けるべきは「SES(客先常駐)企業」になります。
SES企業の社員は受諾開発企業や自社開発企業に派遣され、その会社の指示にしたがって仕事をすることになります。
もちろん良い現場であればいいのですが、以下のように劣悪な環境に置かれることも多々あります。
- 評価されない
- 給料が上がらない
- やりがいが持てない
- 永遠とテストをやらされる
- スキルにならないタスクばかり
- 理不尽なスケジュールでブラック労働

このような理由から、いきなり転職サイトに登録して、エンジニアになるのはあまりお勧めできません。最初から良い待遇の企業への転職を狙うべきです。
転職サポート付きのプログラミングスクールがおすすめ
エンジニア転職で成功を収める一番いい方法はプログラミングスクールに通うことです。
但し、必ず「転職に強い」プログラミングスクールに通ってください。
あまり実績のないプログラミングスクールに通って頑張ったとしても良い就職先の紹介がない可能性があります。
どうせなら実績のあるプログラミングスクールに通って良い企業に就職し、良い収入を得る方がどう考えてもコスパが良くおすすめできます。
また、就職の実績があるスクールは、裏を返すと「卒業生の技術力が高い」ということであり、過去の卒業生が就職先で活躍しているため、採用先企業から信頼されているスクールということです。

転職サイトに登録して就職するではなく、実績のあるスクールに通い、実力をつけてから「自社開発企業」か「受諾開発企業」に就職するのが、エンジニア転職を成功させる一番の近道です。
どのスクールを選べばいいかわからない人向けに以下の記事を用意したので是非ご参照ください。
高卒スキルなしでも優良企業に就職する方まとめ

今回は、高卒スキルなしでも優良企業に就職する方法をまとめてみましたがいかがでしたか。
転職して年収を上げることが出来ればプログラミングスクール代は余裕で元が取れると思います。
また、IT市場の需要は増すばかりでITスキルを身に着ければこの先仕事に困ることはないと言っても過言ではありません。
IT企業に転職してキャリアを積めば年収900万円も目指せます。

プログラミングスクールは高くても60万円ほどで通えますし、今は無料のスクールもあります。
年収が200万円~400万円もアップすると考えると非常に安い投資だと思います。ぜひ検討してみてください。
転職成功するための秘訣が知りたい方、転職リリーバー様 の記事で未経験でもエンジニアになれる理由が紹介されてます。気になる方はチェックしてみてください。