
客先常駐(SES)エンジニアはどういったストレスがあるのだろうか
こういった疑問にお答えします。
IT業界で仕事をしていると客先常駐(SES)について思うことが多々あります。私はエンジニア歴5年以上ですが、実際にSESの方と仕事をすることが多いです。
今回はSESで現在働いている方やこれからSESになろうとしている人向けに
SESが感じやすいストレス3選
をご紹介したいと思います。
また、ストレスを感じている方は「やめるべき理由」や「おすすめ転職方法」も記載してますので、是非最後までご覧ください。
客先常駐(SES)エンジニアとは

SESについて簡単に説明します。
SES(システムエンジニアリングサービス)とはソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種であり、特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約です。
以下の図のようにSIer会社などの受諾開発企業に対して技術者の労働を提供することをビジネスとしています。

このようにSESは基本的に自社で何か開発をしているというよりは、SIerなどのシステム開発を受諾している企業に派遣されシステム開発に携わることになります。
客先常駐(SES)のストレス3選

では客先常駐(SES)エンジニアが感じるストレス3選をご紹介したいと思います。
1.年収がなかなか上がらない
SESの平均年収の相場は 350万円~400万円と言われています。
賃金構造基本統計調査によると国内全体平均年収は 450万円と試算されており、手に職をつけたSESが国内の平均年収以下というのは非常に憤りを感じます。
ちなみにIT業界の平均年収は 550万円と言われており、SESだけ不当に低水準であることがわかります。
SESの年収が上がらない理由としてIT業界の構造が原因になってます。
IT業界は以下のように、多段構造になってます。
受諾開発企業(SIer)
↓
一次請け(SES)
↓
二次請け(SES)
例えば、以下のようにSIerが1人月100万円でSESに発注します。そして一次請けのSESがさらに別のSES会社に80万円で発注し、20万円の差額を得るといった仕組みになってます。
受諾開発企業(SIer)
↓
100万円/1人月
↓
80万円/1人月
↓
60万円/1人月
このような中抜き体質が横行しているためSESはなかなか年収が上がりづらい状況になってます。
もしSESと働いている方が給与を改善したいのであれば、ある程度スキルを身に着けたらすぐにSIerか社内SEに転職することをおすすめします。
今、エンジニアの求人倍率は7倍以上といわれており、2030年には約79万人のIT人材不足になると試算されています。

IT業界は伸びてる市場ですが、人材不足も発生していることもあり、 今より給与や労働環境が改善する職場を見つけることは容易です。
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2.決定権がなくやりがいが持てない
決定権がなくやりがいが持てないといった方は多いのではないでしょうか。
SESは技術者の労働を提供する立場であり、イメージとしては受諾開発企業のシステム開発のお手伝いという形で働くことになります。
なので、仕様や開発方式などを提案することはできますが、最終的な判断は一切することができません。
ITの現場では「この作業意味ない」といったタスクが発生することが多々ありますが、それをSESがやらされることも度々あります。

このようにまるでアシスタントのような働き方が余儀なくされ、次第にモチベーションが保てなくなって辞めていく方は多い印象です。
3.テストなど雑用のようなタスクが多い
「永遠とテストをやらされる」そういったSESは多いのではないでしょうか?
最近だと開発はオフショアが増えてきており、海外に委託することも多くなりました。
そのためSESが受入テストなど、誰でもできるようなタスクを永遠とやらされることが多いです。
エンジニアは、テストをやっていてもスキルが身につかないため市場価値は上がりません。そのため、スキルアップしたい方にとっては無駄な時間を過ごすことになります。

更に作業量がかなり多い場合もあり、労働時間が増え、常に残業が発生することは誰もが1度は経験したことはあると思います。
そういったタスクにストレスを感じる方はSESをやめるべきだと思います。
社内SEやSIerに転職するには?

転職するになるためにはどうしたら良いかご紹介しします。
基本的に転職する際の最初のステップとして転職エージェントに登録するのが良いと思います。
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客先常駐(SES)エンジニアが感じるストレス3選まとめ

本記事では客先常駐(SES)エンジニアが感じるストレス3選をまとめました。
今回は以下のの3つを挙げさせて頂きました。
- 年収がなかなか上がらない
- 決定権がなくやりがいが持てない
- テストなど雑用のようなタスクが多い
記事中にも記載しましたが、IT業界は人手不足がこれからも続いていくため、簡単に転職することが可能です。

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